銀河を見に行く、と書くと大層な話ではある
地下鉄の駅を出ると、このあたり特有のダラダラと登ったり下ったりする地形をなにか新鮮な感じで歩いて行く。ギャラリーまでの道を散策気分でブラブラしていると、おそらく最近出来たであろう散髪屋を見つけたのだが、どういうわけか扉がない。いや、扉やガラス窓があるべきところに何もない。「どうぞお気軽に入ってください」と言わんばかりの開放ぶりだが、ここには入れないなと思った。まあ、私が入らなくても流行っているようなので大丈夫だろう。十年以上も前に仕事でこのあたりを歩いたときにはこんな感じではなかったので、ここ数年の間にこの町になにか大きな変化があったのであろう。おそらくこの町は私を受け入れないなとも思ったが、まあそんなことはどうでもいい。
駅から5分も歩くとGallery Kaiにたどり着く。なぜこのギャラリーに来たのかというと、私にはカメラート・デザイン部の営業担当として知られるが、世間的にはpallalinkの主宰者として有名なpalla氏の個展、イコノグラフィー2「銀河」が始まったからである。palla氏とは一枚の写真をどうこうするうちに面白くしてしまうという芸術家であって、というと失礼な感じではあるが、まあそういう人である。異論反論は当人以外からは受け付けない。
で、ギャラリー内はこんな感じだった。

あるいはこんな。

いい感じである。そんな感想もどうかと思うが、私には芸術作品をどうのこうのいう能力が欠如しているので許していただきたい。
で、ギャラリーを出てぐるりとまわると銀杏菴がある。こちらは町家を貸しスペースとして普段はいろんな教室として使われているようだが、いまは一階でpalla氏の映像作品を流している(木曜〜日曜のみのよう)。一つ数分の作品がいくつかエンドレスで流されていて、なんとなくドイツ表現主義っぽくて面白かったが、私の言う事など信用せずに己の目で確かめられたい。
写真はこんな感じだが、よく判らないと思う。

お詫びというわけではないがトイカメラ風のエフェクトをかけてみた。

だからどうしたという話である。
それはともかく興味のある方はギャラリーに行かれるのがよいのではないかと思う。

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